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2018 赤坂氷川祭 

  • 2018/09/18(火) 19:16:41

赤坂の誇り!
この週末、赤坂氷川祭がとり行われました!

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 ↑氷川神社での出発式


私ども吉の家としましても、その一員に入れていただけること、本当にありがたい限りです。
祭全体を運営してくださる方々はもちろんのこと、町会の皆様のお力添えには本当に頭が下がります。
ありがとうございます。御礼申し上げます。

そこで、あらためて!
赤坂ならでは、芸者衆のお姐さん方について。

16日の巡幸祭では、暑い中、屋外にも関わらず、黒の引き着、白塗りに鬘(カツラ)で祭を盛り上げてくださいました。

氷川神社での出発式から始まり、神輿の先導もされて、サカスでの駐輿式にも参列。

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 ↑ 駐輿式後、快く写真撮影


それだけかと思いきや、いくつもの町会の休憩ポイント、料亭やお酒屋、和食店を回られ、それぞれで場を盛り上げて…。

重たい衣装に草履で歩いてまわるだけでも凄いこと。
なのに、イヤな顔ひとつせず!

前後には、宵宮のステージや盆踊りも。
(通常のお座敷もあったかもしれません。)

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 ↑ 14日の宵宮では踊りのステージ


さらに、翌日(17日)は、また別の舞台に上がっていたり…。
どの場においても華やかに全力で盛り上げて、

疲れていない訳がないのにプロフェッショナルな振舞い。
信じられないくらいです。 

お祭りの時には必ず思うことではあるのですが、本当にすごい方々です。
一流のお仕事をされています。 だからこそ一流の方々に愛されてこられたのだと感じます。

そんな赤坂のアイデンティティであるお姐さん方と共にある赤坂氷川祭。

そこに携われることは何より嬉しいことですが、ちょっとだけでも、お姐さん方の献身的な活躍を皆様にお伝えしたくて…。

そんな事を思った例大祭でした。
やっぱり、赤坂、大好きです。

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昭和44年当時の赤坂 ①

  • 2018/08/29(水) 19:57:02

先日、店にある古い資料を片付けていた際に、
古い「東京赤坂組合名簿」なるものを見つけました。

 組合 IMG_0492.jpg    

昭和448月発行とあります。

今から約50年前のもの。
私が昭和48年生まれですので、生まれる4年前。

読んでみると、なかなか興味深い内容がいろいろありましたので、シリーズ化してご紹介。

今回はその第一弾。


①赤坂の組合の規模が かなり大きい


当時の 料亭、置屋、芸妓、その数ざっと数えてみました。


 ■昭和44年当時の組合員
 (カッコ内は平成30年時点、吉の家調べ)


    料亭  39 軒  4軒  写真ご参照)

    置屋 114 軒  3軒??)

    芸妓 296 名  22人~)

これよりもさらに昔、ピーク時の赤坂は、料亭50軒以上、芸妓400名以上だったと言われています。

 ■現在も続く赤坂の料亭 4軒



 浅田 つる中
  浅田               つる中

 金龍 佐藤
   金龍              佐藤


20数年前くらいまでは、夕方になると、きれいなお着物をお召しのお姐さん方を赤坂の街角で見かけることが多くありました。


当時は、自宅、見番、料亭、置屋、全てが赤坂にあることが多く、それぞれを忙しく行き来されていました。 狭い一方通行の両側にハイヤーが停まる風景が日常で、料亭間の移動では、人力車を普段から使っていたのも印象に残っております。

料亭文化には、和の設え、お料理、お花、芸事や嗜み、教養、お作法、おもてなしの心、などなど、いろいろな要素が詰まっています。
 

そんな日本文化の象徴のような場が少なくなっているのはとても残念ではありますが、一流の気概は何とか残していただきたいと切に願います。

当時のお店の広告も載っていましたので、次回はそちらについて。

和装小物の老舗 銀座津田家さん が 長い歴史に幕…。

  • 2018/05/22(火) 18:09:00

先週末、520日(日)、和装小物の銘店 津田家さんが長い歴史に幕を下ろしました。

http://www.ginza-tsudaya.jp/index.html


津田家さんと言えば、銀座四丁目の交差点からすぐの一等地にある有名店。

新橋花柳界の皆様や、歌舞伎界の皆様もご愛用されていたことでも知られていました。 お客様やお取引先からも、私どもにお問合せをいただいておりました。 津田家さんがなくなってしまうと困るとおっしゃる方々がお出でになることからも、長くお客様のご要望にそった商いを続けてこられたことがうかがわれます。


私ども、吉の家にとりまして、良いお手本がなくなってしまうことは大変残念に思います。 また同時に、残された希少な和装小物店として責任を果たしていかなくてはと、背筋が伸びる思いがいたします。 銀座津田家さんが果たしてこられました役割を、私ども赤坂吉の家で少しでも担っていければと気持ちを新たにしております。

 

余談を少々…。

津田家さんの 「閉店のご案内」によりますと、津田家さんは105年の歴史とのこと。

私ども、赤坂吉の家は、138年。   

勝ちました。 年数だけは…。

4/6(金)能楽イベントに出店!

  • 2018/03/31(土) 16:22:12

この度、4月6日、水道橋にある宝生能楽堂にて行われる
能楽イベント 「ひとつのはな」の会場内に、私ども吉の家が出店
させていただくことになりました。

【日時】   2018年4月6日(金) 17:30開場   19:00開演 
                (21:00終演予定)
【イベント】 能楽 ひとつのはな 
          ⇒
プロモーションビデオは
こちら

【演目】  <一> 狂言 棒縛(ぼうしばり)  [三宅右矩]
             <休憩>
       <二> 能  羽衣(はごろも)   [武田志房]
      

【会場】
   
宝生能楽堂
 (JR水道橋駅 から徒歩3分)

  ひとつのはな2001_convert_20180330155230  ひとつのはな2002_convert_20180330155406

この能楽イベント、企画運営しているのが、私の高校の後輩の女性。
25年以上ぶりの縁から出店することとなりました。

彼女は、高校の野球部の元マネージャー。
私が野球部(高校)を卒業して大学一年の時の高校一年生。
高校では入れ替わりで在学期間は重なってはいませんでした。
ですが、私が大学一年生の時に野球部のコーチを手伝っていた
つながりから、数年前、Facebookでつながり、何度か公演にも
伺い、今回のお話しへといたりました。

  IMG_2770_convert_20180330161052.jpg
  前回公演時にこちらの後輩(中央)と

こちらの彼女、つい数年前に知ったのですが、実は、
シテ方 観世流 能楽師一家のお嬢様。

ご実家には舞台が設えてあるとか。
お兄様が後継者で、ご主人も同じく能楽師をされている能楽一家。 
そんな能楽の血を受け継ぐ彼女が、海外留学の経験から外国の
方々をメインターゲットに能楽の楽しさをお伝えしようと立ち上げた
のが、今回の企画 「ひとつのはな」。

高校時代に野球部のマネージャーをしていた頑張り屋の彼女。 
先頭に立って、お家を、能楽を、盛り上げようと旗を振って頑張る
彼女の話を聞き、少しでも協力できればというコトで、私ども出店
させていただく流れとなりました。

ということで、ロビーの一角にスペースをいただき和装小物のお店を
出店させていただきます。
皆様、よろしければ、能楽の世界をのぞいていただき、こちらの
イベントを私の後輩を、応援していただけませんでしょうか。

この出店に伴い、私ども、吉の家でも今回の鑑賞チケットを特別価格
でご用意させていただきます。 ご興味のある方は是非、吉の家の方
まで、ご連絡ください。

【ご報告】店前の歩道、キレイにリニューアル

  • 2018/02/28(水) 19:41:06

嬉しいご報告です。

私ども、和装小物 吉の家 ( と、SHISEIDO化粧品 ラクルール )の
店前の歩道が、この度、キレイにリニューアルされました!


IMG_2707_convert_20180228182719.jpg

こちらの歩道、東日本大震災の影響からか、歩道がビルの床面より
1㎝ 程 低くなっていました。
それに伴い、ビルに入る境目と街路樹が植わっている淵の部分とに
段差が出来、躓く方、転んでしまう方が多く、困っておりました。 

特にランチタイムは人通りが多く、足元も見えづらいことから、
転ばないまでも、躓いてしまう方が毎日のようにいらっしゃいました。
中には、出血され私どもの店で手当てをした方も何名かいらして、
歩きスマホの方などには特に難所だったことと思います。

そんな課題を 日頃からお世話になっているSさんに相談させて
いただいたところ、驚くほど話が急展開。

すぐに、港区議の先生が来られて、区や都の関係部署に話を通して
いただき、あっという間に補修工事の実施となりました。


IMG_2708_convert_20180228182748.jpg IMG_2710_convert_20180228182810.jpg
↑街路樹の根を切ってしまっているのは少し気になりますが…。

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こちらの区議さん、とっても素敵な女性の方で、M党所属の Hさん。
(※ご本人の了承を取っていないので、イニシャルで失礼します。)

最初の時点で、私を含め、私の周りは、現在、港区には住んでおらず、
区議会選挙での投票権がないことは伝えていました。

にも関わらず、とても迅速な対応をしていただきました。
お忙しい中、丁寧なフォローで、何度も店の方にも顔を出してください
ました。
正直、驚くと共に、ありがたく感謝しております。 

こちらのHさん、つい先日、M党からRM党に移られたとのことです。
私は何も支援できませんので、港区在住の皆様、諸々お引立ての程
よろしくお願いいたします…。
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議員さんへのはじめてのお願い、貴重な体験でした。
Hさんだからこそなのかか、Sさんの紹介というのもあるのか解りません
が、議員さんには、お願いをしてみるものなのだと感じました。

ということで、多くの方々にサポートしていいただき、
吉の家、ラクルールの店前もキレイになっています。
ご来店の際には、是非、リニューアルされた足元もご覧になってみて
ください。